"コードインバージョン"とはコード音の配置を変える技法です。
この"コードインバージョン"を使う事により、同コードでも違った響きを生み出す事ができます。本来、ビッグバンドにおけるピアニストが用いる事の多い技法ですが、ギターに於いても
用いる事ができます。
今回はギターで用いるコードインバージョン・フォームのお話。
今回は"Root、3、5、♭7"で構成される
ドミナント7th、5弦コードフォームを掲載します。
●はルートです。
写真には4つのコードフォームがありますが、これらはすべて同じコードなのです。
1番左のフォーム(Root Position)は、お馴染みの5弦ルートの7thコードですね。
このフォームのコード音の配列は
5弦−ルート音、4弦−5th、3弦−♭7th、2弦−3rdがとなっております。
そして、その隣のフォームがインバージョン(転回)したコードであります。
最初の転回なので1st Inversionとなります。
この1st Inversionのコード音の配列は
5弦-3rd、4弦−♭7th、 3弦−ルート、2弦-5thと変化します。
構成音は同じですが、配列がクルッと変わったので、Root Positionとは異なる
響きが鳴ります!
5弦−ルート音、4弦−5th、3弦−♭7th、2弦−3rdがとなっております。
そして、その隣のフォームがインバージョン(転回)したコードであります。
最初の転回なので1st Inversionとなります。
この1st Inversionのコード音の配列は
5弦-3rd、4弦−♭7th、 3弦−ルート、2弦-5thと変化します。
響きが鳴ります!